学びと経験を力に
寄り添い続ける看護師へ
01 看護職を目指したきっかけを教えてください。
幼少期から父が体調を崩すことが多く、入退院を繰り返す中で、看護師の方々が働く姿を間近で見る機会が多くありました。その様子を見て、私も将来は看護師として医療の現場で誰かの力になりたいと強く思うようになったことが、看護職を目指すきっかけになりました。
02 今のお仕事の魅力や、やりがいを教えてください。
消化器外科・緩和病棟で勤務し、がん患者さんの看護に携わっています。患者さんの手術や化学療法、看取りまで関わる中で、学ぶことは多く、自分の関わりが誰かの安心につながったと感じる瞬間がやりがいです。特に「あなたが来てくれると安心する」という言葉は、今でも心に残っています。
03 在学中に印象に残っているエピソードを教えてください。
在学中は、友人と過ごす日々がとても楽しく、空き時間に買い物やランチに行った思い出が印象に残っています。国試や就活の時期には、朝から晩まで学校で励まし合いながら頑張った日々も忘れられません。友人がいたからこそ、学生生活を笑顔で過ごし、最後まで乗り越えられたと思います。
04 在学中の先生や学科の雰囲気はどうでしたか?
先生方はとても優しく、学習面だけでなく悩み相談にも親身になってくださいました。分からない部分も理解できるまで丁寧に指導していただけました。また、先輩方からのアドバイスや、後輩との知識共有の機会も多く、学科全体に温かく支え合う雰囲気があったことも印象に残っています。
05 今後の目標について教えてください。
看護師4年目となり、経験に見合った知識と技術をさらに身につけるため、日々学び続けています。患者さんやご家族に、根拠に基づいた安全で質の高い看護を提供し、「この病院で、この看護師に出会えてよかった」と思っていただけるような存在を目指して、丁寧に関わっていきたいです。
06 看護職を目指す方へメッセージをお願いします。
看護師は責任の重さや多忙さに心が折れそうになることもありますが、それを上回る喜びややりがいがあります。自分の学びが患者さんの笑顔につながる瞬間は本当に嬉しく、誇りを持って働ける職業です。看護職を目指す皆さんと、いつか現場で一緒に働ける日を楽しみにしています。

